奄美大島 ツアーレポート
2003/9/12〜15

ちょうど台風が南西諸島を直撃!なんとか飛行機は飛んで予定通り奄美大島の地に降り立つことが出来ました。お昼を食べに立ち寄ったレストランの海の見える大きな窓からは、荒れ狂う冬の日本海のような眺めが・・・まず今日は潜れないだろうと諦めムードが漂います。

でも宿の前の倉崎ビーチは入り江の中にあって台風の影響が少なく、潜れるとのこと!さっそくエントリーするとクマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミのお出迎え♪ジョーフィッシュにイシガキカエルウオ、プリンセスモノクルブリーム、エビ、ハゼもたくさん。あ〜ホントに来れてよかった〜。




なんといっても今回の目玉のひとつは無制限ダイブで亜熱帯の海を好きなだけ楽しめること。まずは早朝の倉崎ビーチの静けさを楽しみ、上がっておいしく朝ご飯を頂いた後、ボートダイブに繰り出して、戻ってきてまたビーチヘ・・・結局2日目,3日目は各5本!合計11本!本数だけ聞くと体育会系合宿みたいで激しそう?でも潜ってみるとほとんどしんどいと感じないのが不思議でした。


1日5時間も海に潜っているなんて、両生類並みかも・・・エラ呼吸できるようになったりして!? こんなに沢山潜るなんて思いもしなかったという繭子ちゃんは50本記念ダイブを迎えました!おめでとーう!!


台風一過で望めないかと思っていた、南の海特有の透明な青い海も3日目のボートポイント「インオアシス」で満喫できました。船の上から海底が見えたときは嬉しくて思わず叫んでしまったほど!一面に続く真っ白な砂地にぽつんと根があり、そこにハタタテハゼ、クロユリハゼ、ヨズジフエダイ、カシワハナダイなどなど まるで竜宮城のように乱舞する・・・いつまでも眺めていたくなるような美しさでした。続いてのポイント「大仏サンゴ」では、ガーデンイールがにょきにょきにょろにょろ。私ずっと見たかったんです・・・念願叶って大満足。最後はニシキテグリうじゃうじゃポイント「ピアテグリ」で締めくくり、奄美の海をすっかり堪能しました。




サービス兼ホテル・ネイティブシー奄美は、キレイなお部屋で設備も整っていて居心地良好でした。食事は採れたての地のものを郷土料理やイタリアンの素材として使われており、どれも美味。例えば昼間海で見たヨスジフエダイ(キースビ)が塩焼きになって夕食に供されたりして・・・。スタッフの皆さんもフレンドリーで(上田さん似の男前船長君もいた!)楽しませてくださいます。無料で催される朝のお散歩ツアーでは大阪から移住してきたというおじさまが愛犬スタボーを連れてガイドしてくださり周辺の自然を観察しました。
自然に囲まれゆったりと流れる時間、美味しい食事・・・1日5本潜れる元気の秘密はこれかもしれないですね。私も移住したくなってしまいました。その夢が叶うまでは、また潜りに行きます!絶対に
      
写真・コメント:内野 由紀子さん