AUSTRALIA TOUR


ゲンさん(遠藤さん)のオーストラリアGBRクルーズツアーレポート 4/7〜15 2001

おっとっと・・・久しぶりのゲンさんだ。去年夏以来のダイビングツアーで今回は IN AUSTRALIA G.B.Rだ!
ダイビングの聖地と呼ばれるここGBRでの出来事を皆にちょこっと話したいね!

【街】

GBR出航の地 CAIRNSへは関空からブリスベン経由で13時間くらい。ここCAIRNSは海岸に面した街並みがつづき、緑も多く、気候は北半球で言えばグアムあたりと同じ常夏。外人さんも多く、ジャパニーズが通じるのはジャパニーズだけ(困った!)



【RAFT,BUNGY】


で、ここCAIRNS滞在時間は1日半でその後3日間のクルーズとなるわけだ。だから陸での生活はこの時ばかりに遊んだね。RAFT,BUNGY,SHOPPING,BARと・・・
RAFTとは激流の川をゴムボートで1日かけて下るツアーで、我らチームイオは数あるボートの中で最高の盛り上がりを見せたね。
リバーガイドのTAKAさん(上田さんの友人)の快い気遣い(=巧みなパドルさばき)で我々を激流の中へ次々と落してくれて、流されまくるわ、中には他のボートに救助される者はいるわで、手荒い歓迎を受けた。
流れが緩やかな所では、木々の木漏れ日、川のせせらぎ、鳥のさえずりを聞きながら泳いだり、5mはあろう岩からダイブしたり、少年の頃に戻った1日だった。

バンジーはというと高さ約50mのバンジータワーを目にした時は陸の小魔人ゲンさんもノミのように縮んだね。
ジャンプ台に立った時は魂が”フッー”と抜け、いつの間にか終わってたって感じだな。でもこれでバンジーは終わりじゃなかった。飛び終えた後、観光に来ていた日本のおばちゃん達に何故か囲まれ拍手されるわ、1.5mはあろうトカゲは目の前を涼しげに通りすぎるわ今何が起きているかしばらくわからなかった(これがバンジーの真髄・・・納得)
夜はBARやカジノへと繰り出す。何て開放的なんだ。”オヤジ(上田さん)!次はどこへ?”

無言のままホテルへ連れ戻される。”チーン消灯”

【ダイブクルーズ】


ま、余談はここまでにして、いよいよクルーズだな。ここCAIRNSの港を出てGBRを北上しながら次々とポイントをかえ、3日後の最終到着地リザード島までの話をしよう。
ここGBRの海は、3・4日前までハリケーンがいたとは思えないくらい透明度もよく、何と言ってもサンゴの状態が素晴らしい。北上するに連れて種類もかわっていき、そこには小魚たちが群れ、切立った岩、白い砂地には目を見張るものがある。又、サメ・バラクーダ・カメ・ギンガメアジ・ナポレオンなど他、大物も姿を表す。
ダイビングスタイルはバディ単位での行動が基本で、よってブリーフィングが重要となるが、なにせ日本人は我々ぐらいで他は外人ばかり。全てENGLISHで行われる為、結局うちのオヤジや、STAFFのユウジに再度ブリーフィングをしてもらうことに。
船上での生活はというと快適そのもの。豪華クルーザーに揺られ、ダイビング以外はデッキで体をやいたり、本を読んだり、ラウンジでは常に音楽が流れ、TEAもご自由に!食事は船内でのものとは思えないほどの良さで、でも何より360°の青い空と海、STAFFの笑顔、ありあまる自由な時間。”オーゼイタクしてるぜー”と思えれば良かったろう。
しかしCAIRNSを出て3日間船酔いに悩まされただけでなく、風邪をひき耳は抜けずらくなるわ、朝6:30には起こされ7:00にはブリーフィング開始でそれを無視してトイレに入っているとトイレの前までお声がかかるわ、最終5ダイブを終了した時にはPM9:00頃だわ、ゲンさんヘトヘト。よって実はあまりダイビングの事は覚えていない・・

でもこれだけは目に焼き付いているというポイントがコッドホール!キャプテンのイアンさんやって来ると、何処からとも無く2mはあろうポテトコット(カスリハタ)が数匹現れ、まるで猫の様にじゃれついている。イアンさんが動き出すとポテト達は我々の周りを舞い踊るかの様に優雅に泳いでいる。ご褒美にエサを与える。不思議な光景だった。ここで我々が来るのを待っていたかの様で。これって人と魚の友情?と思案していると、エサが切れたら何処かへ行ってしまった。(単なるたかりだった...)
リザード島が近付くにつれ乗り合わした外国の人達とも、言葉は通じないながらそれなりに仲良くなるもので、話をしていると、旅のスタイル、国籍も様々。でもダイビングを楽しむ心は同じ!!みんな心優しく、なによりも自然を大切に思うメンバーの集まったクルーズだった。
今回ここで出逢えた人達、イオメンバーに感謝します。良き旅をありがとう!
p.s 南十字星ってどこにあったんだろう!